二国間関係 - 対パラグアイ経済協力・概要

2019/5/23

現状と援助重点分野

パラグアイは農牧畜業を基幹産業としているため、パラグアイ経済は農作物の生産状況と国際価格に大きく左右され不安定であり、中南米でも経済発展が遅れている国の一つです。日本との関係では、1936年からパラグアイへの日本人移住者の入植が始まり、大豆の生産等パラグアイの基幹産業に多大な貢献をしてきた背景があり、パラグアイと日本は伝統的に友好関係にあることから、安定した協力関係を維持していくことが重要です。 パラグアイに対する経済協力は、パラグアイの国家戦略や開発課題を踏まえ、「格差是正」、「持続的経済開発」を援助重点分野としています。

対パラグアイ経済協力の形態と実績

2016年度までの協力実績は、有償資金協力1,561.57億円、無償資金協力362.12億円、技術協力880.01億円となっています。
 
有償資金協力(円借款):長期返済、低金利の緩やかな条件で開発資金を貸し付けるもの。

 〈実施例〉
  • 地方道路整備計画(2010年E/N署名)
  • 東部輸出回廊整備計画(2014年E/N署名)

無償資金協力:返済義務を課さずに開発資金を供与するもの。

 〈実施例〉
  • パラグアイ川浚渫機材整備計画(2017年E/N署名)
  •  経済社会開発計画(2018年E/N署名)
  
   〇草の根 ・人間の安全保障無償資金協力:草の根レベルの開発プロジェクトを実施する
            非営利団体等に開発資金(プロジェクト1件あたりの供与額は,原則として1,000万円が上限)
            を供与するもの

草の根 ・人間の安全保障無償資金協力(外務省HP)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/kaigai/human_ah/index.html
 
〈パラグアイにおける実施例〉保健ポスト建設計画,消防署増設計画,道路整備計画,水害予防計画など
 

技術協力:途上国の社会・経済の開発の担い手となる人材を育成するため、技術の提供などを行うもの。 我が国の場合、政府ベースの技術協力は主にJICAが実施。
 
 〈実施例〉
  • 小規模農家の輸出農作物安全性向上プロジェクト
  • 産業界のニーズに応える高度人材育成プロジェクト
 
パラグアイにおける政府開発援助(外務省HP)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/region/latin/paraguay/index.html