パラグアイ国内における感染症の増加

令和4年12月23日
●12月23日、パラグアイ厚生福祉省は、新型コロナウイルス感染症、チクングニア熱、デング熱の増加に関して注意を呼びかけています。
●手指消毒、マスク着用、虫除け剤の使用など、感染症に合わせた基本的予防対策の励行を改めてお願いします。

1 新型コロナウイルス感染症
 厚生福祉省の統計によると、12月11日~12月17日の週における感染者数は4,381人(前週比+約93%)、入院患者数は215人(前週比+約60%)が報告されています。先月同時期の統計では、感染者数が200人に満たなかったところ、直近1ヶ月において急激な増加傾向を示しています。厚生福祉省は、年末から来月初旬にかけてさらに増加すると予想しており、国民に対し、手指消毒、マスク着用等基本的予防対策の徹底を呼びかけています。
厚生福祉省HP


2 チクングニア熱
 蚊を媒介とするチクングニア熱の感染者数は、2020年、2021年では年間3、4人程度であったところ、本年の感染者数は11月頃から急激に増加し、12月17日までの統計で789人(先月同期比+約240%)が報告されています。特に、セントラル県、アスンシオン市など都市部での感染が多いことから、虫除剤や防虫剤の使用など蚊に刺されないための対策をお願いいたします。
チクングニア熱に関する情報はこちらをご覧ください。


3 デング熱
 蚊を媒介とするデング熱は、2020年に流行(感染者数68,392人)し、本年の感染者数は12月17日までに累計338人が報告されていますが、先月同時期と比較し、約70%増加しています。地域別では、アルト・パラグアイ県、アマンバイ県、カアグアス県、カニンデジュ県など、国内北部及び東部で多く発生しています。チクングニア熱同様、蚊に刺されないための対策を心がけてください。
デング熱に関する情報はこちらをご覧ください。


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