板垣大使によるアスンシオン国立大学医学部付属病院への医療教育用シュミレーター機器の引渡
令和7年11月19日
11月19日、板垣大使は、アスンシオン国立大学医学部附属病院シミュレーション・センターにおいて、日本政府の無償資金協力「経済社会開発計画」を通じて調達された医療教育用シミュレータ一式の引渡を行いました。
同医学部幹部よりは、日本が同大学病院に対してこれまで行った協力に対して謝意を表するとともに、今般の機器についても、医療従事者の育成のための医療教育に活用していきたいと述べました。
今回供与したシミュレータは、日本企業(京都科学株式会社)が製造したもので、身体診察、注射・穿刺、分娩、新生児ケア、外科縫合・腹腔鏡手技など、医療従事者の育成に必要な多岐にわたる技能を訓練することに活用されます。
板垣大使より、シュミレータ機器の供与がパラグアイの医療サービスの質向上や未来の医療を担う人材の育成に繋がることを期待すると述べました。