武井外務副大臣のパラグアイ訪問

令和5年8月30日
アブド大統領及びアリオラ外務大臣への表敬訪問
ペニャ大統領及びラミレス外務大臣への表敬訪問
日系社会との交流
2つの商工会議所幹部との意見交換
体操競技用具の供与式
武井外務副大臣は、8月15日の大統領就任式に出席するため、特派大使として8月12日-16日、パラグアイを訪問しました。
訪問を終えるに際し、武井外務副大臣はパラグアイの温かい歓待に感謝し、今後も日本の外務副大臣及び日本パラグアイ友好議員連盟の事務局長として、パラグアイの益々の発展に期待しつつ、引き続き、日本とパラグアイの関係強化にむけて取り組むと表明されました。
武井副大臣は、アブド前大統領とアリオラ前外務大臣に対し、これまでの二国間関係強化への尽力に感謝しました。その後、ペニャ大統領をヒメネス官房長官、ラミレス外相同席の下で表敬訪問し、日本とパラグアイの絆を更に強化する重要性を確認しました。
アルバレンガ上院議員が会長を務める上院パラグアイ・日本友好議連及びパラグアイ・日本協会主催の夕食会では、パラグアイ産牛肉に舌鼓を打ちつつ、日本・パラグアイ関係について意見交換をされました。
また、パラグアイの歴史やアスンシオンの生活に親しむべく英雄廟や独立の家、市場等を訪問されました。
日系社会との交流は、今次訪問の重要な目的の一つでした。パラグアイ及び地域の日系社会、1世から若い世代いたるまで敬意と活動への支援を表明されました。また、日本移住博物館で、移住の歴史、日本人会の活動への理解を深められました。
さらに、ペニャ大統領も強調されているパラグアイの優良な投資環境について理解を深めるため、当地の2つの商工会議所幹部と意見交換すると共に、パラグアイに進出する日本企業の一つである、矢崎パラグアイの工場を視察されました。
パラグアイ訪問中、パラグアイ・日本人造りセンターに寄贈された体操競技用具の供与式にも出席され、これらの機材が国内外の大会に出場する若いパラグアイ選手たちの育成に貢献することを期待すると述べられました。